「美女と野獣」は2017年に公開されたアメリカのミュージカル映画です。
1991年に公開されたディズニーアニメの名作「美女と野獣」を実写映画化しました。
監督はミュージカル映画「ドリームガールズ」のビル・コンドンで、出演はエマ・ワトソン、ダン・スティーヴンス、ユアン・マクレガーなど、豪華キャストが勢ぞろいしました。
呪いで野獣の姿に変えられた王子と美しいヒロインが惹かれ合っていく姿を描いています。
アラン・メンケンの珠玉の音楽が散りばめられた真実の愛の物語です。
アニメ版との違いやエマ・ワトソンが着用したドレスの秘密など、この映画の小話やネタバレ・考察などをご紹介します。
美女と野獣(2017年)
見どころ
野獣の姿にされた王子と美しい女性・ベルの出会いと運命を、巨匠、アラン・メンケンの音楽が彩る。ユアン・マクレガー、ルーク・エヴァンスら実力派キャストが集結。
出典 : video.unext.jp
あらすじ
魔女の呪いによって野獣の姿に変えられてしまった王子。呪いを解く鍵は、魔法のバラの花びらが全て散る前に誰かを心から愛し、愛されることだった。絶望な日々を送る王子の前にある日、聡明で美しい女性・ベルが現れ、次第に2人は惹かれあう。
出典 : video.unext.jp
美女と野獣(ネタバレ・考察)
引きつけられるストーリーと美しい映像で私たちの心を掴んで離さない実写版「美女と野獣」。
この映画にまつわる小話をご紹介しましょう。
「朝の風景」のシーン
「ボンジュール!」と村人が広場に出てきて挨拶を交わし、青空市場でパンを買うなど、活気のある朝のシーンが描かれている村の名前は「ヴィルヌーヴ村」です。
この村は架空の村ですが、名前は「美女と野獣」の原作者・ヴィルヌーヴ夫人からきています。
このシーンは、東京ドーム25個分の広さの敷地に作られたセットで撮影されました。
フランスで最も美しいといわれるコンク村などがモデルとなっています。
エキストラが約150人が出演し、28の売り場(ワゴン、カート)が登場しました。
生きた動物が約100匹出演していて、馬、牛、ラバ、アヒル、ガチョウ、ニワトリがにぎやかな村の様子を表現しました。
精緻な美術セット
美術セットで18世紀フランス・ロココ様式の建築が時代考証に忠実に再現されました。
例えばベルの城での居住スペースは、繊細な装飾で有名なドイツの「ニンフェンブルグ城」の部屋を参考に作られたそうです。
劇中、部屋の金の装飾が魔法で雫のように降りてきて、ベルの黄色いドレスの刺繍飾りになるシーンが綺麗でしたね。
また、ダンスが行われたボールルームのセットは約1,200平方メートルの広さがあります。
天井の10点の豪華なシャンデリア(各約2m×2m×4m)はCGではなく、フランスのベルサイユ宮殿の物を模してこの映画のために作られました。
そして、膨大な小道具類は、プロダクションデザイナーのサラ・グリーンウッドの指揮のもと、1,000人を超えるスタッフの手作業によって実現しました。
野獣は「高下駄」を履いて演技
野獣役のダン・スティーヴンスは野獣の大きな身体を表現するために、かなり苦労したそうです。
CG用のモーションキャプチャが所々貼られたボディスーツを着て、「スティルツ」という高下駄を履いて演技しなければなりませんでした。
高下駄は鋼鉄製で、もし一緒にダンスをするワトソンの足を踏んでしまうと彼女の足は骨折してしまいます。ダンスシーンは主役二人とも細心の注意を払ったということです。
また、スティーヴンスは顔にもモーションキャプチャを付けていました。
顔の毛穴をすべて覆うスプレーをしたうえで、顔の表情だけでの演技のバージョンも別に撮影したのです。
アニメ版と実写版との違い
「美女と野獣」は、アニメ版でも大好評でした。
実写版は、ほぼアニメ版のストーリーを踏襲していますが、アニメ版から設定が変わったところもあります。
アニメ版と実写版の違いをみていきましょう。
ガストンの蛮行がエスカレートしている
ガストンは、イケメンで腕っぷしの強さから村のヒーローとして慕われていますが、短気で自惚れ屋で、この物語のヴィランです。
美男な自分こそ美しいベルにふさわしいと信じて疑いません。
ベルからは思いやりのない男として嫌われています。
目的のためには手段を選ばない男で、ベルと野獣の強い絆に嫉妬して野獣を背後からナイフで刺すなど、卑怯なやり方で野獣を殺そうとするのです。
実写版では、それらの設定に加え、ガストンが戦争に従軍して手柄をたてた輝かしい過去があることが彼自身のセリフからわかります。
ガストンは、戦争から帰ってきて、ずっと鬱々とした気分でいるのをベルならそれを癒やしてくれるような気がすると言うのです。
ベルの気持ちは尊重せず、自分の気持ちを押し付けてベルを我が物にしようとしています。
ガストンが野獣を背後から狙う卑劣さはアニメ版と同じですが、実写版では、武器がナイフから銃に変わりました。
他にもガストンはベルの父・モーリスをオオカミがいる恐ろしい森に置き去りにするなど、アニメ版より蛮行がエスカレートして描かれています。
ル・フウが人間味ある人物に
ル・フウは、ガストンの手下でお調子者です。
時にはガストンの怒りを鎮める役割も担います。
アニメ版では、ル・フウはどんなに殴られてもガストンを常に崇拝しているという設定でした。
しかし実写版では、ガストンが重い家具の下敷きになったル・フウを見捨てるなど暴走していきます。
その中でル・フウは、ガストンを「もう一人の野獣」と断じ、離れていくのです。
「ル・フウ」という名前は意味がフランス語で「おバカさん」だそうですが、アニメ版でのただのおバカさんから、よりリアリティのある人間味あふれる人物になりました。
城の召使いたちにかけられた魔法の内容が変わった
魔女の呪いは王子だけでなく城の召使いたちにもおよび、彼らは家具・調度品に変えられてしまいます。
アニメ版では、城の召使いたちは「魔法が解けないと家具・調度品のままで生き続ける」という設定でしたが、実写版では魔法が解けないと「単なるモノ」になってしまう設定となりました。
つまり、魔法が解けなかったら、召使いたちは永遠に人間の姿に戻れないどころか、魂の無い「モノ」になって死んでしまうのです。
アニメ版よりさらに過酷な運命となっています。
野獣がベルの父を幽閉した理由とは
この物語は、バラの花が重要なキーアイテムになっています。
ベルの父・モーリスが自分が作った作品を品評会に出品するために馬車で出かけるシーンで、道に迷って野獣が住む城に立ち寄りました。
野獣が城にモーリスを幽閉したのは、アニメ版では「不法侵入」のためでしたが、実写版では、モーリスが城の庭のバラを一輪摘んだからとなっているのです。
その設定は、ヴィルヌーヴ夫人が執筆した原作のエピソードからきています。
ヨーロッパの雰囲気が感じられるキャスティング
「美女と野獣」は、ディズニー製作のアメリカ映画ですが、ヨーロッパ出身の俳優が多く出演しています。
主な出演俳優の出身地を挙げてみましょう。
俳優陣の出身地
- ベル:エマ・ワトソン:フランス・パリ出身、イギリス国籍
- 野獣:ダン・スティーヴンス:イギリス、ロンドン出身
- ガストン:ルーク・エヴァンス:イギリス、ウェールズ出身
- モーリス:ケヴィン・クライン:アメリカ、ミズーリ出身
- ル・フウ:ジョシュ・ギャッド:アメリカ、フロリダ出身
- ルミエール:ユアン・マクレガー:イギリス、スコットランド出身
- コグスワース:イアン・マッケラン:イギリス、ランカシャー出身
- ポット夫人:エマ・トンプソン:イギリス、ロンドン出身
俳優陣の最強の演技
ベル役のワトソンは、「ハリー・ポッター」シリーズのハーマイオニー役で有名です。
フランス出身・イギリス国籍で、ケンブリッジ大学などにも合格しブラウン大学で学んだ知性豊かな女優で、女性の権利についての活動もしています。
ワトソンはヨーロッパ的なクラシックな雰囲気をもちながら意志のこもった力強い瞳が印象的で、美しく知的なベルにふさわしいキャスティングでした。
野獣役のスティーヴンスは、イギリス貴族出身で、ケンブリッジ大学を卒業し、テレビドラマの「ダウントン・アビー」シリーズでは知的で優雅な身のこなしを生かした演技に定評があります。
スティーヴンスは洗練されている実写版の野獣にぴったりの、古き良き時代を彷彿とさせる演技で説得力がありました。
また、燭台のルミエール役、ユアン・マクレガーは、「ムーラン・ルージュ」や「スター・ウォーズ」シリーズで活躍していて、演劇に尽力した功績により大英帝国勲章を受賞しています。
酸いも甘いも噛み分けた粋人になりきった演技で観ている人を楽しませました。
「Be our Guest(ひとりぼっちの晩餐会)」では、おしゃれなヨーロッパの香り高いエンターテイナーぶりが光ります。
置き時計・コグスワース役のイアン・マッケランは、シェイクスピア演劇で活躍する大御所で、やはり演劇に尽力した功績により大英帝国勲章を受賞しました。
いかにもヨーロッパの執事といった役を大御所らしい円熟の演技でこなしています。
エマ・トンプソンは、「ハリー・ポッター」シリーズや「メン・イン・ブラック」シリーズの他、イギリスの歴史映画の常連です。
「昔のヨーロッパの肝っ玉母さん」というような温かな演技で、視聴者をほっこりさせますね。
このように「美女と野獣」実写版には、原作のフランスのおとぎ話にふさわしくフランス・イギリス出身の超有名俳優が多くキャスティングされ、ヨーロッパの典雅な雰囲気が感じられるのです。
誰よりもエマ・ワトソンが美しく見えるのはなぜ?
ベルの美しいドレス類をデザインしたのはコスチュームデザイナーのジャクリーヌ・デュラン。
ベルが野獣とのダンスシーンに着た黄色いドレスは、2,160粒のスワロフスキー・クリスタルガラスが縫い付けられ、完成するまでにはなんと1万2,000時間もかかっています。
デザインは、何百着も試作され決定されました。
この実写版では、舞台設定が18世紀のフランスとなっているので、衣装のデザインも18世紀に流行したスタイルに統一されています。
しかし、ダンスシーンに着用したベルの黄色いドレスと花柄のドレス2着については、18世紀のデザインではなく、かなり現代に近いデザインのドレスになっているのです。
つまり、衣装の時代考証という枠にとらわれず、現代の視聴者が見て一番ワトソンが美しく見えるデザインが採用されているというわけです。
黄色いドレスに合わせたネックレスも、細いゴールドのチェーンで、現代人が着けていてもおかしくありません。
デュランは、「ベルのドレスは、一番ワトソンが踊っていて美しく見えるデザインにした」と語っていました。
登場する女性たちの18世紀の重々しいドレスの中で、ベル一人だけが軽やかです。
ワトソンがダンスのステップを踏む度に重ねられた何枚ものスカートがひるがえる様子にうっとりします。
美しさは心の中に
「美女と野獣」実写版には、元々アニメ版でも描かれていた重要な要素をより深く掘り下げることで、子どもだけではなく大人の心をも強く揺さぶる普遍的なメッセージが込められています。
「外見にとらわれないで。美しさは心の中にある」というメッセージです。
物語の冒頭、王子は、毎晩のように城に美女とぜいたく品を集め、パーティーを催していました。
幼くして母親を亡くし厳格な父に育てられた王子は愛を知らないため、本当に大切なものを知らず、見た目がすべてだと思い込んでいます。だから魔女の怒りを買ったのです。
次第に惹かれ合う二人
「白雪姫」(1937年)「シンデレラ」(1950年)「リトル・マーメイド」(1989年)などこれまでのディズニープリンセスの主人公たちは、ひと目お互いを見たときから恋していました。
しかし「美女と野獣」では、むしろ主人公二人は最初は反発していて、次第に惹かれ合う過程が描かれています。
野獣は、ベルと出会った時、彼女が魔法を解いてくれる存在かもしれないとは思うものの、ベルに一目惚れしたわけではなくベルに対して粗暴な態度をとりました。
聡明で物怖じしないベルもまた、野獣に対してひるみませんでした。
しかし二人は城で共に生活していく中で、お互いの共通点を見つけて次第に打ち解けていきます。
二人の共通点:知性豊かなこと
アニメ版では、野獣は文字の読み書きも忘れダンスも知らないという設定でした。
しかし実写版では、野獣は高い教育を受け、ダンスなど紳士としての教養も身に付けているという設定に変わっています。
実写版では、「シェイクスピアが好き」というベルに対して野獣は理解を示し、膨大な蔵書がある城の図書室にベルを案内してどれでも好きなだけ読んでいいと告げるのです。
大喜びのベルは、何万冊という本を指して「これ、あなたは全部読んだの?」と聞きます。
すると「ギリシャ語はわからないけどね」と、野獣は見かけに似合わずジョークで返すのです。
野獣がシェイクスピアの一節を暗唱するなど知的な一面を見せ、「女性は本は読まない」という当時の偏見に縛られていないことに驚くベル。
ベルは、外見にとらわれず野獣の素顔を掛け値なしに見るようになります。
「知性豊か」という共通点が二人を結びつけたのではないでしょうか。
二人の共通点:母を早くに亡くしたこと
ベルは、「過去に行ける魔法の本」を使って野獣に自分が生まれたばかりの頃に連れて行ってもらいます。
そこはフランス・パリの家で、疫病のため伏せるベルの母親がいて、父はベルに病気が伝染しないようベルと一緒にその場を去る決意をしました。
そんな悲しいシーンを見たことで、彼女は自分のルーツを知ります。
野獣も幼くして母親を亡くしていました。
似たような経験をしている二人はお互いを思いやる優しさを見いだしていったのではないでしょうか。
二人の共通点:孤独感
野獣はベルに「いつも楽しそうな召使いたちの輪に入れない」「自分が行くと、彼らの笑顔は消えてしまう」と、孤独感を打ち明けます。
一方でベルも、村では本の虫で自由闊達なベルは、女は本など読む必要は無いと変人扱いされ浮いた存在です。
知性豊かで母を早くに亡くし孤独であるという共通点が二人の距離を近付けます。
「外見にとらわれていない」ことがよくわかる描写になっていました。
波乱のラストシーン
父を救うために村に戻ったベル。
父の言う野獣は確かに存在するから、頭がおかしくなっているわけではない。病院に行く必要は無いと主張して、魔法の鏡で野獣を映して皆に見せます。
さらに、野獣は心優しく親切で誰にも危害を加えないと説くのです。
しかし野獣の恐ろしい姿に怯える村人たちは、ガストンに煽られて野獣を殺すべきだと城になだれ込みます。
ベルを失い希望を失った野獣の代わりに、召使いたちが必死になって応戦するのです。
ガストンと対峙した野獣は、城に戻ったベルの姿を見て奮起しますが、ガストンから何発もの銃弾を受け瀕死の状態になってしまいます。
ベルは醜い野獣にキス
やがて魔法のバラの最後の花びらが落ち、召使いたちも命が失われ「モノ」に変わってしまいます。
その時です。ベルが野獣に「愛しているわ」とキスすると、魔女が現れて魔法を解くのでした。
実はアニメ版では、この時ベルは野獣にキスはしませんでした。ベルは野獣が美しい人間の姿に戻ってからキスするのです。
しかし、実写版では、ベルは醜悪な姿のままの王子にキスします。
醜い野獣ても愛せることを証明したベルの究極の愛が描かれるのです。
実写版は、「外見にとらわれないで。美しさは心の中にある」というメッセージがより強調されています。
野獣と召使いたちは人間の姿に戻り、城の恐ろしい形相の怪獣の像が天使の像に変わりました。
村人も加わった華やかな舞踏会で映画は幕を閉じるのです。
魔女の正体とは?
アニメ版では、魔女は冒頭に出てきて王子を醜悪な野獣に変えるだけですが、実写版では、魔女の正体が明かされます。
魔法が解かれるシーンで魔女がアガットという村の女性だったことがわかるのです。
アガットは、村で物乞いをしている未亡人。
魔女は「村人アガット」として、村で事件が起こる度に姿を現します。
「娘はお前と結婚させない」と言うモーリスを、ガストンが殴って森に置き去りにすると、アガットが現れてモーリスを助け看病します。
ガストンが村人を扇動して野獣が住む城に攻め込んだ際もアガットは同行して、やがて城で魔法を解くのです。
実写版では、魔女は物語を見守り、野獣に試練を与えて皆を幸せに導いています。
本作品の語り手ともなっている魔女は、ストーリーに関わる重要な存在になっているのです。
新曲紹介
アニメ版でおなじみの曲「Be our Guest(ひとりぼっちの晩餐会)」「Something there(愛の芽生え)」などは変わらずに挿入され、実写版では新しく4曲が加えられ全部で16曲となりました。
加わった4曲についてご紹介しましょう。
「Human Again(人間に戻りたい)」
これは、実はアニメ版製作の時に作られ劇場上映するにあたってカットされた歌で、今回の実写版で復活となりました。
アニメ版ではDVDやBlu-ray Discの「スペシャル・リミテッド・エディション」未公開シーンで聴くことができます。
家具・調度品にされてしまった召使い・ルミエールたちの人間に戻りたい心情を歌った歌で、ミュージカル経験豊富な俳優たちによるハーモニーが秀逸です。
「Days In The Sun(日差しを浴びて)」
オオカミに襲われたベルを助けて怪我をしてしまった野獣は、城に戻ってベルの看病を受けます。
この歌は、野獣がベッドに横たわり、呪いをかけられる前の太陽の下で幸せだった頃を思い出すシーンで流れるのです。
タイトル通り暖かい日差しのような穏やかな曲になっています。
「How Does A Moment Last Forever(時は永遠に)」
モーリスが家でオルゴールを作りながらノスタルジックに歌う歌です。
また、魔法の本の力で過去のパリにやって来たベルも同じメロディーで歌います。
エンド・クレジットでは、セリーヌ・ディオンが歌うバージョンが使われていました。
「Evermore(密かな夢)」
ベルを幽閉から解いてあげた野獣の心境を描いた歌です。
「愚かと知りながら、密かに夢見る。戻ってきてくると、愛してくれると」
野獣が、ベルへの愛を自覚して彼女との再会を願って歌う歌です。
野獣の想いが描かれ、純粋な愛の深さを思い知らされます。
この歌が新たに加わったことで、「美女と野獣」は、さらに大人の心に訴える作品となりました。
まとめ
「外見にとらわれないで。美しさは心の中にある」というメッセージが込められた「美女と野獣」。
実写版ならではのおもしろさもご堪能ください!!
華やかな映像があなたを夢の世界へ連れて行ってくれることでしょう。