【ファンタジー映画特集】家族で楽しめる至極のファンタジー映画40選

ファンタジーは作者の空想やイメージ次第で自在に姿を変えるジャンルです。

原作があるものはその世界観をいかに表現するかが問われますし、映像表現の腕の見せどころでもあります。

幻想的で、一般的に「ファンタジー」と呼ばれるものに絞って40本の映画をおすすめしますので、お気に入りの作品があればチェックしましょう。

基本的には古い順から並んでいますが、シリーズ物はそれぞれまとめて紹介しますので、留意して御覧ください。

ネバーエンディング・ストーリー（1985年）

おすすめポイント

ミヒャエル・エンデの原作を大胆に改変して仕上げたファンタジー映画の古典的作品です。

物語を読んでいるうちに、自分が物語のキャラクターであると気づく世界設定や、イマジネーションが世界を救うという、夢を持つ子どもたちに響く内容になっています。

幸運の白い龍ファルコンや岩を主食とする巨人ロックバイターといった魅力的なキャラクターなどもたくさん登場し、夢中になれるでしょう。

当時の造形のチープさを差し引いても、充分に楽しめる作品になっているので、ぜひとも観ていただきたい作品です。

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天空の城ラピュタ（1986年）

おすすめポイント

説明不要の純国産ファンタジーとして、未知の文明であるラピュタにまつわる物語を描いた傑作アニメです。

原作はなく、宮崎駿の若かりし頃に脳内でスケッチしていたイメージを膨らませて映画にしました。

興行はさほど伸びなかったのですが、ジブリアニメの中では抜群の人気を誇り、好きなジブリ映画のアンケートでは圧倒的大差で1位になっています。

飛行石、謎のロボット、滅びの呪文というギミックだけではなく、キャラクターたちの明るさにも元気がもらえる作品なのです。

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シザーハンズ（1990年）

おすすめポイント

鬼才ティム・バートンと名優ジョニー・デップが初めて組んだ映画が「シザーハンズ」になります。

この作品をきっかけに、幾度も二人は組むようになり、数々の名作を生み出していったのです。

現実社会に受け入れられない異才を描いた本作は、ビターなエンディングながら観るものを深く満足させてくれる美しさがあります。

クライマックスの雪のシーンで思わず胸がキュンとなるような描写もあり、クリスマスシーズンになると観たくなる傑作ファンタジーと言えるでしょう。

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キャスパー（1995年）

おすすめポイント

同名のアニメ作品をクリスティーナ・リッチ主演で映画化したのがこの作品で、キャスパーたち幽霊はCGで表示されています。

キャスパーが見えない状況であれだけの演技を見せるクリスティーナ・リッチの美しい姿を観るだけでも価値のある映画です。

クリント・イーストウッド、ダン・エイクロイド、メル・ギブソンといった超有名俳優たちがカメオ出演していたり、スタッフが豪華だったりと見どころの多いのが本作。

子供向けとはいえ侮れないドラマチックな展開は観る人に損をさせないはずです。

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レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語（2004年）

おすすめポイント

作家レモニー・スニケットの描いた3つの話を1つにまとめたファンタジー映画です。

ときには殺人を犯し、時には懐柔しようとしつつ遺産を狙うオラフをジム・キャリーが怪演しています。

個性的で魅力に溢れた3兄弟の活躍や、ピンチを理解してくれない周囲の大人たちにヤキモキしながら楽しめる作品なのです。

コメディ要素を多分に含んでおり、子供も楽しめますが、大人の方のほうがより楽しめる作品になっています。

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ビッグ・フィッシュ（2004年）

おすすめポイント

ティム・バートンが原作小説のもつ世界観を何倍にも膨らませ、おとぎ話の世界を美麗かつユーモラスに作り上げた作品になります。

現実とおとぎ話の境界線をわざと曖昧に描いており、視聴後には不思議な感覚を得られる作品です。

ホラ話ばかりする父親は実は本当に冒険家で、息子の作ったホラ話の続きに満足して天に召される最後など、構成も完璧な仕上がり。

現代ファンタジーを語る上で見逃せない1作ですので、おうちシネマで是非チェックしてください。

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チャーリーとチョコレート工場（2005年）

おすすめポイント

現代をテーマにしたおとぎ話ですが、サイケデリックな色合いとミュージカル風の展開は大人も子供も楽しめます。

ジョニーデップとティム・バートンのタッグは今回も息ぴったりで、デップは変人だけれども心に寂しい物を持っているウィリー・ウォンカを熱演しているのです。

言葉がわからないときは歌を楽しみ、言葉が分かるようになったら”良い子は報われる”というメッセージを知るなど、教育にも向いている作品といえます。

観終わったあとはチョコレートをちょっと食べたくなるような、素敵なファンタジー映画です。

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パンズ・ラビリンス（2006年）

おすすめポイント

「パシフィック・リム」「シェイプ・オブ・ウォーター」など多彩な作品を作るギレルモ・デル・トロ監督のダークファンタジーです。

PG指定が入っているので、小さいお子様と観るときは親御さんからのアドバイスやサポートが必要な映画になります。

実際かなり怖いシーンも入っているので、中学生以上になってから観たほうが良いでしょう。

パンは悪魔なのか、それとも神の使いなのか、観る人に委ねられるクライマックスは造形の美しさもあり見応えがあります。

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魔法にかけられて（2007年）

おすすめポイント

ディズニーがプリンセスの世界を現実に持ってくるという、ある種のセルフパロディになっているのがこの作品です。

プリンセスを馬鹿にしている要素はなく、ディズニーのお姫様が現実に来たらこうするかな？という”もしも”を上手に盛り込んで作っているため、安心して観られます。

現実世界の男性と、ディズニー世界のプリンセスが結ばれるというエンディングも本作ならではの構造になっており、心憎い演出です。

伝統的なアニメ描写をふんだんに使って構築された、おとぎの国と現実世界の融合を楽しんでください。

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パコと魔法の絵本（2008年）

おすすめポイント

「下妻物語」「嫌われ松子の一生」を監督した中島哲也が送る、舞台作品を映像化したファンタジー・ムービーです。

作中で演じられる劇は3Dアニメーションとなって展開し、パコのイマジネーションが大きく羽ばたいていくことが分かります。

この演劇シーンをもってファンタジー映画としましたが、世界設定は現代日本なので、異議を唱える方がいるかも知れません。

ですが独特の色彩から生まれる想像の世界は素晴らしいファンタジーですし、子供と一緒に鑑賞できる作品としておすすめします。

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ライラの冒険 黄金の羅針盤（2008年）

おすすめポイント

世界設定が作り込まれており、英国児童文学の優れた作品に与えられるカーネギー賞の中から選ばれるベスト作品として「カーネギー・オブ・カーネギー」を取得しています。

そんな原作がベースとなっており、潤沢な資金を使って小道具から世界観まで非常に細やかな作り込みをされているのが特徴です。

ですが3部作を予定されていた本作は、1部終了の時点で無期限制作中止を発表し、続編は出ていません。

それでもストーリー、美術、俳優と観るべきところはたくさんある傑作なので、是非チェックしてみてください。

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センター・オブ・ジ・アース（2008年）

おすすめポイント

デジタル上映による実写のフル3D映画としては、日本で初めての全国公開作品になり、その飛び出す映像から話題になった作品です。

あまりに長時間、地底上空を落下しすぎてだべり始めるシーンは何度観ても本作の爆笑ポイントといえます。

ジュール・ベルヌの「地底旅行」を下敷きにした空想世界はまさにファンタジーのお手本とも言える出来になっており、注目です。

イマジネーションを広げるとこんな世界もアリなんだ、と思える壮大さを感じられる現代ファンタジーとして、おすすめします。

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アリス・イン・ワンダーランド（2010年）

おすすめポイント

「不思議の国のアリス」を下敷きに、ファンタジー冒険譚として描かれた映画が本作になります。

この作品もティム・バートンとジョニー・デップがタッグを組んでおり、マッドハッターとして登場するジョニーはクレイジーな紳士を演じているのです。

アリスの世界をこれ以上ないくらいに映像化しており、出てくるキャラクター全てが個性的で意味があることはバートン監督のメッセージのようにも思えます。

ときには極彩色、時にはモノトーンと色彩を使いこなす監督のセンスも含めて、ファンタジー世界を楽しんでください。

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パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々（2010年）

おすすめポイント

「ハリー・ポッターと秘密の部屋」を監督したクリス・コロンバスが送る、新しい神話ファンタジーものの映画です。

ギリシャ神話にちなんだ神々や幻獣たちが登場し、画面いっぱいに暴れるさまはそれだけでも興奮できます。

それに加えて神々同士の駆け引きや暗躍などがあり、ドラマとしても楽しめる作品になっているのです。

俳優たちの体を張ったアクションも観られるファンタジー映画として、続編の「魔の海」と合わせておすすめします。

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ダーク・シャドウ（2012年）

おすすめポイント

ティム・バートン＆ジョニーデップのファンタジーがまたもや登場し、今度のテーマはヴァンパイアと一族の復興というファンタジーコメディになっています。

家族は宝であるという亡父のモットーを大事にするのですが、200年も棺の中にいたので現代にマッチできないあたりが序盤の笑いのツボです。

登場人物たちに隠された謎が明らかになるたびに、ファンタジーカラーが強くなっていく作品なので、最後までお見逃しなく。

ホラーコメディとしての一面も持つ、バートンとジョニデの得意なジャンルの掛け合いは文句なしに楽しい時間を過ごせます。

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オズ はじまりの戦い（2013年）

おすすめポイント

有名な「オズの魔法使」の、その前におきた前日譚として描かれたファンタジー映画です。

インチキ魔術師のオスカーがひょんなことから魔法の国オズへと訪れ、問題を解決して偉大なる魔法使いと呼ばれるようになっていったかが描かれています。

ディズニー制作ということでファンタジー要素が全面で強く押し出されていますが、オスカーの冒険譚と成長の物語として見応えは充分にあるのです。

胸がスカっとするようなファンタジー映画を観たいなら、この作品を鑑賞するとよいでしょう。

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マレフィセント（2014年）

おすすめポイント

「眠れる森の美女」のヴィランであるマレフィセントに焦点をおいたファンタジー映画になります。

人間に裏切られ、復讐に走るのかと思いきや、オーロラ姫の面倒を見たりピンチを救うなど、隠せない良い人ぶりが可愛いです。

アンジェリーナ・ジョリーがマレフィセントを演じ、生涯の演技の中で最も興行収入が高い映画になり、多くのファンが健在であることをアピールしました。

シリアスさと笑いの絶妙なバランスがドラマチックに織り込まれている不朽の名作としておすすめしたいです。

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PAN ネバーランド、夢のはじまり（2015年）

おすすめポイント

ピーターパンがいかにしてピーターパンになったかを語るファンタジー・アクションムービーです。

重要な役割を見せる悪役をヒュー・ジャックマンが演じるなど、キャストに力も入っており、期待値は高いのですが海外評価サイトではあまり芳しくない評判になりました。

ドラマ部分がいまいち弱いことは否めませんが。アクションはかなりしっかり作られており、冒険活劇ファンタジーとしては及第点をあげられます。

フック船長やタイガー・リリーなど原作を知っていればより楽しめるサイドキャストの数々も登場するので、原典と合わせて観てみてはいかがでしょうか。

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メアリと魔女の花 2017年

おすすめポイント

スタジオジブリで「借りぐらしのアリエッティ」などを撮影した米林宏昌監督が新しく作られた会社「スタジオポノック」で制作した初めての映画になります。

もともとジブリに関わっていた人が大多数を占めての制作なので、ジブリらしさがありつつも、独自のメッセージ性を持ってファンタジー世界を描いているのです。

魔法をテーマにしていながら、魔法を科学のように扱っており、過ぎたテクノロジーは世界を滅ぼす、といった描写が見られるのが特徴になります。

子供向けのファンタジー映画としてよく出来ているので、お子様がいる家庭で観たあと話題にすると盛り上がるのではないでしょうか。

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美女と野獣（2017年）

おすすめポイント

ディズニーの名作映画の実写化になり、ベル役にエマ・ワトソンが配役されているのがポイントです。

大まかなあらすじは過去制作版と変わっていませんが、実写映画化ということで非常にゴージャスな画作りになっており、美術の腕の素晴らしさを見て取れます。

ディズニーアニメの実写化作品としては初めて、ディズニー自らが制作や配給を担当するなど、力の入りようが見て取れるのです。

ミュージカル仕立ての作品になっていますが、子供から大人まで夢のような世界でのひとときを楽しめる名作になっています。

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DESTINY 鎌倉ものがたり（2017年）

おすすめポイント

「ALWAYS 三丁目の夕日」などで評価を高めた山崎貴が、古都・鎌倉を舞台に描いた和風ファンタジーになります。

河童や死神、貧乏神といった妖怪や神様が暮らす、「向こう側」の世界を描いており、違和感なく没入できる手腕はさすがです。

過去からの縁で結ばれた正和と亜紀子の物語は、観る人の心を温めてくれること間違いなし。

洋風ファンタジーだけでなく、こういった作品もあるということで、ぜひ観ていただきたい1本になっています。

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ハリー・ポッターと賢者の石（2001年）

おすすめポイント

シリーズ累計で世界3位の興行成績を誇る現代ファンタジーの人気シリーズ1作めがこちらの「賢者の石」になります。

魔法学校、隠された駅、魔法横丁、クィディッチと魅力的な場面設定が豊富に用意されており、映画版は実に綺麗に映像化を成功させているのです。

シリーズを通してライバルとなるマルフォイや、ヴォルデモート卿の存在などドキドキさせる要素も山盛りになっています。

子役としてのビッグキャリアとなったダニエル・ラドクリフの演技も含め、見応えのある仕上がりになっており、気軽にファンタジーを楽しむには最適です。

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25 ハリー・ポッターと秘密の部屋 2002年

おすすめポイント

巨大な蛇バジリスクが住む秘密の部屋と、ヴォルデモート卿の正体であるトム・リドルの存在が物語の鍵を握るシリーズ2作目です。

序盤はコミカルに、中盤以降はシリアスにと抑揚のきいた物語展開が非常に見やすく、伏線の回収がしっかりされているのも原作の凄さを感じさせます。

魔術師の勢力や思想のぶつかり合いなど、ちょっとむずかしい話も出てくるので、子供だけでは理解できずに親御さんへの質問があるかもしれません。

一緒に悩むもよし、先んじて予習してレクチャーするもよし、親子で楽しめるように出来ている本作を堪能してください。

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26 ハリー・ポッターとアズカバンの囚人 2004年

おすすめポイント

2作目までの子供向けなイメージから脱却し、シリアスな大人向けのハリー・ポッターになったのが本作になります。

ビジュアルも華やかさよりもシックな色調が中心になり、ハリーたちの服装も学生服ではなく私服になるなどリアルなテイストで描かれているのです。

歴代のハリー・ポッターでもっとも興行成績が低いなどファンからはあまり好感触を得られなかった本作ですが、謎解きなどミステリ要素もあり楽しめます。

繊細な人間ドラマを中心に展開する本作は観終わったあとに語りたくなるような、濃厚なドラマ性を楽しんでみてはいかがでしょうか。

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ハリー・ポッターと炎のゴブレット（2005年）

おすすめポイント

クィディッチのワールドカップという盛り上がる要素を序盤にいれ、一気にテンションはクライマックスになります。

ですがそこで闇の印が浮かび、物語は不穏な方向へ進むというメッセージを観客に伝えるのです。

三大魔法学校対抗試合を中心にストーリーが進んでいき、参加している学校の関係者がヴォルデモート卿の手下としてハリーを操っていることが分かります。

そして悪の象徴としてのヴォルデモート卿復活のシーンは、ラスボスにふさわしい荘厳な登場シーンとなり、今後の展開が気になるように作られているのです。

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ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団（2007年）

おすすめポイント

ヴォルデモート卿の復活によって闇の勢力の動きが本格化する本作では、さまざまな組織の変革が展開します。

ハリーを守る不死鳥の騎士団が再結成されたり、ダンブルドア軍団が新たに組閣されたりと、ハリーポッターファンにはたまらない重要なパートとなりました。

特にクライマックスで展開するヴォルデモート卿とダンブルドアの激闘には目が離せないのです。

ここからハリーはどんどん男としても魔法使いとしても大きく育っていくので、とても盛り上がりますよ。

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ハリー・ポッターと謎のプリンス（2008年）

おすすめポイント

ハリーやロン、ハーマイオニーたちのラブロマンスと、クライマックスに向けてのヴォルデモート卿の謎を解明していくストーリーが合わさった6作目の映画です。

ヴォルデモート卿の不死を支えるキーアイテムを破壊していくのですが、ダンブルドアがトラップにかかって弱体化したところを、スネイプに殺されてしまうショッキングな展開が待っています。

闇の魔術に関して執筆した本を作った謎のプリンスの正体がスネイプであるということもあり、ここにきて新たな謎が深まっていくのです。

ホグワーツを出て最後の戦いへと向かうハリー、ロン、ハーマイオニーの姿を見ると、すぐに次の作品を見たくなってしまうことでしょう。

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ハリー・ポッターと死の秘宝 PART 1（2010年）

おすすめポイント

クライマックスとなる最終巻の前編ですが、分霊箱や死の秘宝を探すなどアクションシーンは少なく、溜めの場面が続きます。

早く任務を達成しなければいけない3人が、うまく行かずに衝突してしまいバラバラになってしまうなど、ヤキモキさせる場面が多いです。

死の秘宝の一つであるニワトコの杖を手に入れるヴォルデモート卿のシーンで終わるのですが、前後編で1本の映画になっているので早く続きが見たくなります。

ユニコーンなどのファンタジー表現は相変わらず素晴らしいものがあるので、画面の情報を追いかけながら、パート2で爆発するカタルシスを溜めていってください。

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ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2（2011年）

おすすめポイント

パート１とは打って変わってアクションシーン、ドラマシーンともに盛りだくさんで、10年をかけて作られたシリーズの大団円にふさわしい展開です。

これまでの作品で仕掛けられてきた伏線が綺麗に回収されるのも拍手喝采の仕上がりになっています。

とくにスネイプ先生の心に秘めてきた思いに感動すること間違いなし。

1作めからだいぶ作風が重くなりましたが、観るものを納得させる出来はシリーズを通して観た人へのご褒美として、心に残るでしょう。

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ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅（2016年）

おすすめポイント

ハリー・ポッターの世界の70年前を描いたスピンオフシリーズで、ハリー・ポッターでは教科書の著者として紹介されていたニュート・スキャマンダーが主人公になっています。

作品ごとに舞台が変わるのが特徴で、1作めはニューヨークを舞台に魔法動物たちが大暴れするのです。

幻想的な魔法の表現、アメリカならではの魔法組織など、導入編らしく新しい要素を盛り込んで作られた作品になっています。

陽気で変わり者なニュートの活躍を最新技術で描ききった本作は、新しいシリーズへの期待感を十分に高めてくれるでしょう。

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ファンタスティックビーストと黒い魔法使いの誕生（2018年）

おすすめポイント

ハリー・ポッターシリーズで重要な登場人物であるダンブルドアの若かりし姿を観られるのが、ファンには嬉しい作品です。

今作の舞台はパリで、本シリーズのボス的存在であるグリンデルバルドが引き起こそうとする戦争を、いかにして止めるかというスペクタクル巨編になっています。

モンスターや魔法の描写はレベルアップしており、ファンタジー映画として数多の作品を牽引するのにふさわしい仕上がりです。

美しいパリの町並みと、飛び交う魔法、モンスターとニュートの活躍を思い切り楽しんでください。

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ロード・オブ・ザ・リング（2001年）

おすすめポイント

その壮大な世界観とイメージの強さから映画化は不可能とされてきた原作が、コンピューターグラフィックスの進化によりついに映画化されたハイ・ファンタジーの傑作です。

個性的で魅力あふれる登場人物たちの掛け合い、アクションのクオリティ、モンスターの出来とどれをとっても文句のない仕上がりになっています。

炎の魔神バルログとガンダルフの対決シーンは第一部の見どころですので、お見逃しのないように。

ファンタジー映画を語るなら絶対に見ておきたい作品なので、映画ファンならずとも是非チェックしてください。

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ロード・オブ・ザ・リング／二つの塔（2002年）

おすすめポイント

峡谷にある角笛城での合戦シーンはファンタジーのみならず映画史に残る激戦のシーンになります。レゴラスとギムリはこの死地をくぐり抜け、友情を深めるのです。

CGとエキストラを交えた軍勢の対決シーンを観るだけでも、”二つの塔”を観る価値はあります。

フロドとサムの冒険は心理的描写が細やかに描かれており、戦闘シーンとの対比になっていて観客を惹きつけるのです。

1作めよりも見どころが増えており、観終わったあとはすぐに「王の帰還」を見たくなるでしょう。

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ロード・オブ・ザ・リング／王の帰還（2003年）

おすすめポイント

1年半かけて3本の映画をまとめて撮影するという前代未聞の試みはこのエピソードをもって完結しました。

3部作を評価してアカデミー賞の作品賞、監督賞、脚色賞、作曲賞、歌曲賞、美術賞、衣裳デザイン賞、メイクアップ賞、視覚効果賞、音響賞、編集賞を獲得したのです。

ノミネートされた11賞をすべて獲得したのは史上初で、11冠は史上3作品目の快挙になりました。

ピーター・ジャクソン監督は、この作品で偉大な監督の仲間入りを果たしたのです。

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ホビット 思いがけない冒険（2012年）

おすすめポイント

中つ国の物語を描いたファンタジー映画の前日譚を、さらに強力になったヴィジュアルエフェクトで描ききったピーター・ジャクソン監督の作品です。

「ロード・オブ・ザ・リング」よりもコミカルでありながら、同じ世界観を壊さずシリアスにファンタジーを描いているなど、見応えがあります。

原作では登場しないフロドやガラドリエルなどが見られるなど、シリーズのファンへの目配せもしっかりあり、指輪物語のファンでも満足できるはず。

1つの指輪にまつわる新しい物語として、「ロード・オブ・ザ・リング」と併せて観るとより楽しめるでしょう。

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ホビット 竜に奪われた王国（2013年）

おすすめポイント

邪竜スマウグ以外にも敵の影が見えてきたり、新規キャラクターが登場したりと大きく変化があるエピソードです。

また「ロード・オブ・ザ・リング」で登場したレゴラスが姿を見せるなど、嬉しいサプライズもあります。

強大な敵に対して知恵で立ち向かうビルボの活躍には、手に汗握ること間違いなし。

クライマックスのスマウグ戦の迫力は必見ですので、本格的なファンタジーに没頭したい方は是非ご覧になってください。

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ホビット 決戦のゆくえ（2014年）

おすすめポイント

ホビット三部作のラストが本作で、冒頭のスマウグが大暴れするシーンはファンタジー映画でありながら怪獣映画を見ているようで高揚感があります。

中盤のオークとの戦闘シーンは「ロード・オブ・ザ・リング」に匹敵するほどの迫力を持ち、観るものを圧倒するのです。

ドワーフ、エルフ、人間の関係性を深く掘り下げている辺りはファンタジーとしての出来の良さを感じさせます。

ビルボ・バギンスを演じたマーティン・フリーマンはこの3部作で更に評価され、一流俳優の仲間入りをしたのです。

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ナルニア国物語／第1章: ライオンと魔女（2005年）

おすすめポイント

C・S・ルイスが執筆したファンタジー小説「ナルニア国物語」をディズニーが映画化したシリーズ第一作目になります。

監督は、「シュレック」のアンドリュー・アダムソンが担当し、ニュージーランドをロケ地にして壮大な大自然とCGをリアルに融合させているのです。

世界64カ国にて初登場1位を記録し、原作の幻想的なイメージを正確に再現したビジョンは原作ファンからも高い評価を得ました。

制作当時は世界最大級のファンタジープロジェクトとして作られていたので、その気合の入り方に注目してください。

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39 ナルニア国物語／第2章: カスピアン王子の角笛 2007年

おすすめポイント

「ナルニア国物語」シリーズ第二作目にあたり、監督とキャストは前作から引き続き参加しているので、違和感なく視聴できるのです。

ファンタジー色は前作よりも控えめで、中世の戦闘を思わせるシーンが多く、バトルシーンに力が入っているように見えます。

前作で活躍したキャラクターたちが成長しているのが手に取るように伝わるので、前作とセットで観るとより楽しめるでしょう。

ディズニースタッフの手間暇をかけた微細な美術やアクションの作り込みに圧倒されながら世界観を楽しんでください。

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40 ナルニア国物語／第3章: アスラン王と魔法の島 2010年

おすすめポイント

大人になってしまったピーターとスーザンは外れて、いとこのユースチスが加わっての第三部になります。

ディズニーから制作が20世紀FOXに代わり、予算感が少しスケールダウンしているところもちょっとした見どころです。

本作を最後にシリーズは凍結され、Netflixが全作の映画化権を取得したため幻の作品になってしまいました。

オリジナルキャストで観られるナルニア物語のファンタジーバトルはこれが最後ですので、3作まとめて観てみるのも楽しいですよ。

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まとめ

厳選したなかでもファンタジー映画はかなり数が多いということが分かりました。

子供が観るファンタジーだけでなく、大人も夢の世界に連れて行ってくれるような名作はたくさんあるので、シネフィルならずとも見逃さないようにしましょう。

ここで紹介した作品を全部制覇すればファンタジー映画通を名乗れることは間違いないです。

シネマキナでも特におすすめしたい作品を紹介・考察していきますので、お楽しみに！